雛人形を衣装で比べる

雛人形は「木目込み(きめこみ)」「衣裳着(いしょうぎ)」のつくり方に加えて、作家(木目込み人形師)や着付師によって“顔立ち・衣裳の雰囲気・仕立ての方向性”が変わります。ここでは作り手(作家・着付師)を軸に、どんな人に向くかが分かる形で整理します。

迷ったときの選び方(まずはここだけ)

  • 省スペース・型崩れしにくさ重視:木目込み(胴体が木製で衣裳が崩れにくい)
  • 衣裳の豪華さ・艶やかさ重視:衣裳着(仕立てた衣裳を着せ付ける)
  • 最終決定は「顔立ちの好み」:写真で“目・口元・頬の丸み”を見比べるのが早いです

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木目込み雛人形
木目込み雛人形は、かわいらしい表情・やさしい顔立ちが多い傾向があります。胴体が木製のため衣裳が型崩れしにくく、長く飾りやすい点も魅力です。

原孝洲

雛人形 制作 原孝洲

制作 原孝洲
  • 特徴:赤ちゃんのような純真さを感じる、ほのぼの系の顔立ち。木目込みならではのやさしい空気感が出やすい作風です。
  • 衣裳・つくり:正絹の布地を使い、木目込みの技法で仕上げます(同じ作風で段数違いがあると比較しやすいのも強み)。
  • 向いている人:「可愛い・やさしい顔立ち」を最優先に選びたい/“堅すぎない雰囲気”で飾りたい方。
この作家の雛人形を比較したい方はこちら:原孝洲の人形の詳細について

ふらここ

雛人形 制作 ふらここ

制作 ふらここ
  • 特徴:丸みのある赤ちゃん顔で、見た人が思わず笑みになるような愛らしい表情。
  • つくりの考え方:工房として複数の職人が役割分担し、作品を仕上げるスタイルで知られています。
  • 向いている人:「可愛さ・やさしさ・親しみ」を重視/インテリアになじむ雰囲気で飾りたい方。
この作家(工房)の雛人形はこちら:ふらここの雛人形ページ

芹川英子

雛人形 監修 芹川英子

監修 芹川英子
  • 特徴:創作人形作家ならではの感性が活きた配色や世界観が魅力(シリーズごとに雰囲気が変わるため写真比較が重要)。
  • 向いている人:「定番だけでなく、配色や雰囲気で惹かれるものを選びたい」方。
  • チェック:同価格帯でも“顔立ち・衣裳色・屏風の色味”で印象が変わるので、セット全体を見て決めると失敗しにくいです。
取扱いは久月などでのライン比較が分かりやすいです(作家名・監修名で検索すると絞り込みやすくなります)。

木目込み雛人形の有名店

木目込み雛人形を比較しやすい代表的な専門店:

衣裳着雛人形
衣裳着雛人形は、艶やかで華やかな衣裳が魅力です。衣裳の仕立て・重なり・色の深みが見どころになるため、写真で「袖口・襟元・柄の出方」を見ると差が分かりやすいです。

ワダエミ

雛人形 監修 ワダエミ

監修 ワダエミ
  • 特徴:物語性や世界観のある装いを表現しやすい監修シリーズ。衣裳の色合わせ・雰囲気に個性が出ます。
  • 向いている人:「衣裳のデザイン性」「世界観」で選びたい方(写真で“全体の色調”を見て判断すると早いです)。
  • チェック:屏風や台の色も含めた“セットの統一感”で完成度が変わります。
取扱いは久月などでのライン比較が分かりやすいです(監修名で検索すると探しやすいです)。

岡田ひろみ

雛人形 着付 岡田ひろみ

着付 岡田ひろみ
  • 特徴:京雛の流れを意識した仕立て。西陣の金襴など、衣裳素材の表情が見どころになりやすいタイプです。
  • 向いている人:「京の雅び」「衣裳の格」を重視して選びたい方。
  • チェック:写真では“金襴の織りの立体感”と“色の落ち着き”を見ると差が出やすいです。
取扱いの掲載先は確認中です。見つけたい場合は「岡田ひろみ 雛人形 着付」などで作家名検索し、公式・老舗店の掲載情報を優先して確認してください。

柴田家千代

雛人形 着付 柴田家千代

着付 柴田家千代
  • 特徴:伝統古典美を踏まえつつ、色彩感や今の感覚を取り入れた仕立てが持ち味。
  • 向いている人:「格調は欲しいが、堅すぎるのは苦手」/華やかさも欲しい方。
  • チェック:写真で“衣裳の重なりの丁寧さ”“柄の見せ方”を見ると違いが出ます。
この作家の雛人形は下記の専門店で取り扱っております(取扱い先の表記があるページを優先してご確認ください)。

清水久遊

雛人形 着付 清水久遊

着付 清水久遊
  • 特徴:平安美をベースにしつつ、文様や色合いを“いまの感覚”で整えた、上品で洗練された方向性。
  • 向いている人:「古典すぎない上質さ」「すっきりした華やかさ」を求める方。
  • チェック:衣裳の色の“濃淡”と“柄の抜け感”を見ると雰囲気が掴みやすいです。
この作家の雛人形は下記のページから比較できます:原孝洲の人形の詳細について

樋泉円

雛人形 着付 樋泉円

着付 樋泉円
  • 特徴:本仕立ての衣裳を立ち姿に着せ付けてから座らせるなど、手間と技術がかかる制作技法に特徴があります。
  • 向いている人:「仕立て・仕事の丁寧さ」を重視し、じっくり比較して選びたい方。
  • チェック:写真で“衣裳の立体感”“襟元・袖口の整い方”を見ると違いが出ます。
この作家の雛人形は下記の専門店で取り扱っております(取扱い先の表記があるページを優先してご確認ください)。

三木康子

雛人形 着付 三木康子

着付 三木康子
  • 特徴:直線の広がりと丸み、立体の厚みを活かした“やわらかさ”と“風格”の両立を目指す作風。
  • 向いている人:「上品だけど冷たくない雰囲気」「やさしい存在感」で飾りたい方。
  • チェック:顔立ちと衣裳のバランス(甘すぎないか/落ち着きすぎないか)をセットで見るのがコツです。
取扱いの掲載先は確認中です。見つけたい場合は「三木康子 雛人形 着付」などで作家名検索し、公式・老舗店の掲載情報を優先して確認してください。

小倉草園

雛人形 着付 小倉草園

着付 小倉草園
  • 特徴:細部まで手を入れた仕立ての精巧さが強み。見れば見るほど良さが出る“仕事もの”タイプです。
  • 向いている人:「丁寧な仕立て」「作り込み」を重視して選びたい方。
  • チェック:衣裳の端処理・柄合わせ・小物の整い方など、細部を見るほど差が分かります。
この作家の雛人形は下記の専門店で取り扱っております(取扱い先の表記があるページを優先してご確認ください)。

清水三喜

雛人形 着付 清水三喜

着付 清水三喜
  • 特徴:華麗でおおらかな作風で知られ、見栄えの良さと精巧さを両立しやすい方向性。
  • 向いている人:「華やかさ」「存在感」をしっかり出して飾りたい方。
  • チェック:屏風や飾り台との相性で“派手すぎる/ちょうど良い”が変わるので、セット全体で判断がおすすめです。
取扱いの掲載先は確認中です。見つけたい場合は「清水三喜 雛人形 着付」などで作家名検索し、公式・老舗店の掲載情報を優先して確認してください。

神田佑吉

雛人形 着付 神田佑吉

着付 神田佑吉
  • 特徴:伝統の良さを踏まえながら、現代的な美意識も織り込むタイプ。格調と繊細さのバランスが見どころ。
  • 向いている人:「気品」「落ち着き」「上質感」を軸に選びたい方。
  • チェック:顔立ちが“凛とした系”に寄ることがあるので、好みが合うかを写真で確認すると安心です。
取扱いの掲載先は確認中です。見つけたい場合は「神田佑吉 雛人形 着付」などで作家名検索し、公式・老舗店の掲載情報を優先して確認してください。

幸一光

雛人形 着付 幸一光

着付 幸一光
  • 特徴:新しい作風にも挑戦し、繊細な美意識を感じる世界観が出やすいタイプ。
  • 向いている人:「定番に寄りすぎない雰囲気」「繊細さ」で選びたい方。
  • チェック:シリーズで印象が変わりやすいので、候補を2〜3点に絞って比較するのが早いです。
この作家の雛人形は下記のページから比較できます:原孝洲の人形の詳細について

小出松寿

雛人形 着付 小出松寿

着付 小出松寿
  • 特徴:素材選びから伝統技法まで丁寧に積み上げるタイプ。王道の上質感を出しやすい方向性です。
  • 向いている人:「長く飾る前提で、上質な定番」を選びたい方。
  • チェック:衣裳の“上質さ”は写真では伝わりにくいことがあるため、説明文(素材・仕立て)も併せて読むと判断しやすいです。
この作家の雛人形は下記のページから比較できます:原孝洲の人形の詳細について

このページの使い方(比較が早くなるコツ)

  1. まず「木目込み / 衣裳着」を決める
  2. 次に顔立ちの好み(可愛い・凛・上品など)で2〜3候補に絞る
  3. 最後に衣裳とセット全体の統一感(屏風・台・小物まで)で決める

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